自分の中での、ハイパーリンクのちょっとした敗北

ハイパーリンクが大好き、という話はいろんなところで繰り返し発してきた。が、ここでは「ちょっとした敗北」を感じた話をしよう。

パソコンでウェブブラウジングをしているときは「あ、これ日記に書きたい」と思ったらすぐに Cosense に貼ればいいので、なにも困らない。出先でスマートフォンしかない状態だと、たまたま見かけたおもしろ記事なんかは、だいたい自家用 Slack の自分専用チャンネルかスレッドにリンクを貼って「あとで見る」「あとで日記に載せる」ってな運用を続けてきた。

ただこれね、忘れるのよね。後日になって Slack に貼られたハイパーリンクを見つけて「ああ、日記に書きそびれたじゃん」となることがちょいちょいあった。

最近、手元にスマートフォンしかない状態で記事をメモするときはスクリーンショットを撮るようになった。ぼくが日記を書き上げていくときって、カメラロールの中身は必ず確認するのよ。なのでスマートフォンでスクリーンショットを撮っておくと「ああ、これも日記に書きたいんだった」とほぼ確実に思い出せる。

「ウェブ上のおもしろい情報をシェアするときにスクショを送るな、リンクを送れ」という過激思考を抱えて生きていた時期もある自分にとって、このスクリーンショットへの転換はなかなかにショッキングな出来事ではあった。

いや、ハイパーリンクを保存しておいて日記を書くときに忘れずに取り出せればいいってことなんだけれど。まだその方法を確立できていない。「日記と写真」は強く結びついているので、今はカメラロールに保存されるスクリーンショットの方が「日記」とは相性がいいみたいだ。

Gyazo画像 ハイパーリンクの亡霊