1. 導入
- 日本語では「科学技術」のようにひとつの熟語になっていて、めずらしいみたい
- 英語だと Science and Technology となる
- ヨーロッパでは科学と技術が別のものとしてそれぞれに存在していてあるときから合流していったが、日本にはそのあとでふたつ同時に導入されて、セットっぽい扱いになった的な
- 日本では昔から技術者の地位が高かった、というような話があった
総務省|平成30年版 情報通信白書|汎用技術(GPT)とは
- 人類史に大きな影響を与えた汎用技術 24 個、総務省のウェブサイトにも載っていた
- よく言われていることではあるけれど、こうしてみると 19 世紀以降の変化の加速はやばいってことがわかる
- 歴史を見ると、こういった超弩級の変化が押し寄せるときに
- 既得権益層など「変わってほしくない」「変わると困る」ような人たちは反対・抵抗する
- しかし大局的に見れば変化を止めることはできない
- 第 1 話を聴いた時点で「とても自分好みの話だ…」となって、技術者の端くれとしてもうれしくなってちょっと泣いた
2〜4. 科学のはじまりから科学革命まで
- 近代科学に至る前までの人類の認知を想像することで、今の自分の認知のパターンを少し相対化できた
- 自分には、多かれ少なかれ「科学信仰」があるな、と感じた
- 古代書や聖書を信じられなくなっていく過程の話、ドキドキしたな…
- 『チ。―地球の運動について―』のことを思い出すことも多々
5. 金属
- 製鉄技術が確立されて、農業が大規模化して、食料生産が安定して、そうすると人間の集団サイズが大きくなって、統治の手法が洗練されていく…という流れは、言われてみればそうなんだけど
- 「技術の変革 → 組織のありかた」がけっこうダイレクトに影響するんだな、ってのをより直感的に想像できるようになった感覚がある
- なので現代の自分の状況に立ち返ると、新しい情報通信技術や新しい生産技術の登場によって、組織のマネージメント手法も変化を余儀なくされるってことだよな
6. 蒸気機関
- 変換したら「上記期間」になってウケた
- 近代に近付くとベンツやフォードや GM の話が出てきて、マーケティングという概念も出てきてホエ〜〜
7. 産業革命
- 「すごいものがつくられた」だけじゃなくて「それによって人類の認知が大きく変わった」が革命なんだろうな
- ギルドの崩壊の話、おもしろかった…
- 徳川吉宗の「新規御法度」おもしろいな
8. 火薬
9. 農業
- 昔は「技術」でやっていたことが、近代に近付くにつれて「科学」と合流していく感じがおもしろかった
10. 原子力
11〜12. コンピュータ・AI
- ついに IBM まで登場しちゃって、歴史の話が自分の生きている現世までつながってきた
- コンピュータや AI がホモ・サピエンスの世界がどういう影響を与えていくのか、答え合わせはぼくが死んだあとの時代かねえ
シリーズを通しての、自分メモ
- 書籍『人類を変えた7つの発明史』おもしろそう
- ぼくが 80 歳まで生きると仮定して、あと 3 回くらい?もっと多いかな?は超弩級の発明が登場しそう
- たとえば 60 歳のときにそういうクソデカ変化にさらされたら、もう対応できないし受け入れられないかも
- 「受け入れられないレベルの大きな変化が、自分の老後にやってくる」という前提で今から生きていくしかないか
- 個人事業主という立場は、わりと変化に対応しやすいかもな〜と思った