道徳基盤理論
書籍『社会はなぜ左と右にわかれるのか』の中で述べられていた話。
道徳基盤 6 つの軸
- ケア / 危害
- 公正 / 欺瞞
- 自由 / 抑圧
- 忠誠 / 背信
- 権威 / 転覆
- 神聖 / 堕落
アメリカの政治において
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左派は 1 〜 3 を重視し、4 〜 6 を軽視する
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右派は 1 〜 6 のすべてを広くカバーする
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民主党は 1 〜 2 にアプローチするコミュニケーションを取りがち
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共和党は 1 〜 6 すべてにアプローチするコミュニケーションを取りがち
人間の脳に訴えかける上で、道徳基盤 6 つすべてに響く共和党のやり方は有利に働く。
メモ
- この書籍の内容に照らし合わせて考えると自分はリベラル寄りの考え方を持っている
- 4 〜 6 がある、と強く意識しておくのが大事っぽい
- 「自由」が指すものは自明ではない
- 少なくとも以下の 2 種は代表的なものとしてありそう
- 自分たちにとっての自由
- すべての人間にとっての自由
- 日本の自民党が掲げる「自由」の意味がよくわかっていなかったのだけれど、この書籍に触れて少し見え方が変わった
- 少なくとも以下の 2 種は代表的なものとしてありそう