2025-03-09 Sun #2026 指示役の男はバイブスを上げていく
#03月09日 #2025-WN10 #2025-03-09 #2025年03月
生活
松本の市街地に出て、友人たちとランチしてきた。受験に合格した人がいてめでたい。お祝いさせてもらった。
農林水産省のウェブサイトでは、長野県の郷土料理として紹介されていた。
芸術は爆発で、コーディングはバイブス。Vibe Coding をやっていこうと思って、コマンドラインで使うツールをひとつ作ってみることにした。題材は Listenbox の代わりになるもの。任意の YouTube のチャンネルのリストを与えると、それをポッドキャスト化してくれるやつ。仮称は YouPod とする。
Git のリポジトリを用意して、下記のような簡易な README.md を書いて、あとは Cursor の Agent にひたすら作業してもらう。
- 利用者の手元で動きます
- 指定のYouTubeチャンネルたちの動画をダウンロードして動画ファイルとして保存します
- 動画ファイルとRSSフィードをまとめて、ポッドキャストとしてパッケージします
- オブジェクトストレージにアップロードします
基本的に、自分ではソースコードをいじらない。提案された変更はばんばん取り入れる。
一気にぜんぶをやろうとするとクソデカ差分が飛んでくるので「まずは YouTube の動画をダウンロードする処理をつくってください」のように機能をひとつずつ伝えて作業してもらう。まじめに計測はしていないけれどざっくり 3 時間くらい指示役の男をやって、約 1,600 行くらいのソースコードが生成された。
言語は TypeScript を採用した。型チェックがあると Agent が自力で気付けることが増えて捗るっぽいね。
やんちゃクラブなどのいくつかの YouTube チャンネルは「映像を見たいときもあるが、音声だけでもよい」「新着はキューに入れて、逃さないようにしたい」といった接し方をしているので、ポッドキャスト・アプリで受信できると助かる。ビデオ・ポッドキャストに変換できると自分の再生したいように再生できるから便利なのよね。
ぼくが「まとまった時間と充分なヤル気があるときに、つくろうかな」となんとなく思い浮かべているような自分用便利ツールの類は、最初に要件をちょろっと箇条書きして「じゃあ、進めてください」と始めさえすれば、動くところまでわりと簡単に到達するね、と思った。いいバイブスがあったな。データの形式が二転三転したときは Agent も混乱して作業が遠回りになる感触があったから、最初に設計を書くところをもう少し丁寧にやれば、もっと短い時間でいい感じに進むかも。
しかし、電動アシスト付きでコーディングが進むような体験になるから、強制的に作業の強度が上がっちゃって、だいぶ疲労感が募る日曜日になっちゃったね。ライフを失う代わりに大ダメージを叩き出す系のカードという感じ。
Number_i の YouTube チャンネルでミュージック・ビデオをいくつか観た。めちゃくちゃに力が入っているように感じた。あと、日本に留まらずに活動していくんだろうな〜という印象も抱いた。日本から世界を目指すアーティストが増えていくのかな。
漫画
- 『平成敗残兵☆すみれちゃん』の 5 巻を読んだ
- 『カグラバチ』の 6 巻を読んだ、迫力が維持されていてすごいなあ
ウェブログ
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もっと外へ、もっと内へ
- 近隣エリアの友人たちと会って話す機会があっておもしろかった
- この文だけ見ると「外」をあまり感じないかもだけど、たとえばミシェルなんかはぼくのふだんの交友の円からかなり外れたところにいるので、自分にとっては、広がりを強く感じる時間をもらえる
- ポッドキャストにおいても友人との雑談をやれたのはよかったね
- Vibe Coding の世界に足を踏み入れようと実験できたのがよかった
- 書籍『保守主義とは何か』を読み進めていて、自分の立ち位置も整理されていくのがおもしろい